シニア主婦 仮想通貨長者

目次

 

中国で仮想通貨の規制が強まる ≫新天地はロシア ≫ロシアに巨大なマイニング工場 ≫マイニングがロシアに向いている理由 

 

 

 

2018年2月28日、テレビ東京のWBS(ワールドビジネスサテライト)で仮想通貨について興味深い報道がありました。

 

仮想通貨は最近トラブルも起きたけれど存在感を増し、売買以外の方法で一山当てようとする人たちにとっても魅力的な存在になっています。ただ、中国で仮想通貨への規制が強まったことで、新たな動きが出ているようです。

 

中国で仮想通貨の規制が強まる

 

仮想通貨(ビットコイン)の取引はセキュリティ対策として全て記録する必要があります。膨大な計算が必要になってきますが、いち早く正確に記録した人には新規発行の仮想通貨が与えられる仕組みになっています。それをマイニングといいます。鉱山から金を採掘(マイニング)するイメージから、そう呼ばれています。これが巨額の富を生む可能性を秘めていると考える投資家も少なくありません。

 

しかし、中国では最近仮想通貨のマイニングへの規制が強まっています。機械の冷却のため膨大な電力を必要とするので、電力が安価な中国で多くのマイニング工場が立ち上げられました。

 

しかし、中国当局は去年の秋以降、仮想通貨の取引だけでなくマイニング工場の規制にも着手し、一部のマイニング工場を閉鎖しました。

 

上海のビルの1室でマイニング事業を起したオーナーが取材に応じました。思惑通りにいかない事態に陥ったので、新たな対策を講じるつもりです。この工場がもし閉鎖されたら海外に移る、設備があれば問題ないはずだと言います。

 

新天地はロシア

 

深センに本社を置くベンチャー企業、「パンダマイナー」は2年前に創業したばかりで、採掘マシンの製造、販売に特化しています。これから海外市場の拡大を狙い、海外の連携パートナーを探す予定です。

 

海外で最も期待を寄せる販売先がロシアです。ロシアは政策で規制しなければ世界で重要な採掘基地になると考えています。

 

また、深センは中国のシリコンバレーと言われている街ですが、電器店のショーケースに並んでいる仮想通貨の採掘マシンを最近はロシアの人が毎日沢山来て買っているとのこと。

 

モスクワから来たロシア人もこの日、8台の採掘マシンを購入しました。ロシアで新たにマイニング工場を立ち上げます。ロシアでは正規の合法な工場で、ロシアは政策で採掘を支えているといいます。

 

ロシアに巨大なマイニング工場

 

モスクワから車で40分の所に「ロシアン・マイナー・コイン」という会社があります。かつては自動車工場だった巨大な建物で、今は仮想通貨のビットコインのマイニング工場です。中には大量の機械があります。見渡す限り採掘の機械、すべてビットコインの採掘用機械です。

 

ここは4000台の採掘マシンが稼働する世界最大級のビットコイン鉱山です。これから2倍の8000台に増やす計画があります。この巨大採掘工場には日本投資家のマネーも流れているそうです。

 

「ロシアン・マイナー・コイン」のドミトリー・マサニチェフ社長は最近のビットコインの価格下落をどう見ているのでしょう。
「ビットコインは乱高下しているけれど、長期的には上がるとみています。グローバルな価値の交換システムが大きな変革を遂げています。このシステムに加わる人々はこれからも世界で増えるでしょう」

 

マイニングがロシアに向いている理由

 

今後も投資を拡大するという強気の理由はロシアの気候にもあります。冬はマイナス10度以下で夏も涼しい。採掘工場では70度以上の高温になる採掘マシンを冷却する必要があります。

 

ロシアは気温が低いので冷却費用はほとんどかかりません。他の国より低コストで仮想通貨を採掘できるのです。

 

ロシア議会では独自の仮想通貨、「クリプトルーブル」で公的に決済できる法案を審議中です。あるロシア人は「仮想通貨の採掘はロシアには有望なビジネスだ。システムは完全ではないけれど、仮想通貨の方が法定通貨より盗まれにくいのではないか。」と言います。

 

ロシアは自国通貨ルーブルの信用が元々低いので仮想通貨にすがりたがる傾向があり、世界屈指の宇宙開発技術を支えるIT系の人材が豊富にいます。

 

 

 

中国で仮想通貨の規制が強まる ≫新天地はロシア ≫ロシアに巨大なマイニング工場 ≫マイニングがロシアに向いている理由